【作家インフォメーション】

三島一能（itto MISHIMA)

作家のコメント

折り紙や手紙、くしゃくしゃに丸められた紙など、折るという行為は平らなものに陰影を与えたり、立体感を与えたりといった視覚的な効果と、多様な意味で思いを込めるという精神的な意味合いがあると考えています。
紀ノ国屋さんのロゴが刻印された銀の板を折ることで、紀ノ国屋さんが非凡ではないこと、複雑性があり、関わる方々の様々な思いが込められているということを表現しています。

三島一能の作品について（ギャラリーコメント）
思い出や記憶の一部でありながら、消費社会の過程で一度役目を終えてしまった紙媒体を『大切なもの』という語源を持つジュエリーに置き換えた三島一能の作品シリーズ。

三島 一能 　Mishima Itto

2011 東京芸術大学大学院 彫金専攻 修了
2011-2014　東京藝術大学 教育研究助手
2018-現在　 神戸芸術工科大学 助教賞
2012　日本ジュエリーアート展 大賞
2016 金属工芸公募展 いまからまめさら 2016 アンスティチュ・フランセ日本大賞
2016　第56回 日本クラフト展　毎日新聞社賞
2017　伊丹国際クラフト展 主題「ジュエリー」　準大賞
2019 JJA ジュエリーデザインアワード2019 厚生労働大臣賞
2022 日本ジュエリー展　招待審査員賞(水沢勉賞)
2024 Schmuk2024　入選

展覧会
2023 Itto Mishima 個展「ワタシヲキズイタ モノトコト」(galleryCAJ/京都)
2023 形 KATACHI Form+Focus
(ゴンサーレス・マルティ国立陶器・装飾芸術博物館/スペイン)
その他、国内外グループ展、アートフェア等多数出品